仕様: CI
このページは、Sigma の CI についての決定事項(正)です。 CI が「自分の PC では出た」をなくす最終判定の役割を持ちます。 適用は12号からです。
- 対象は、PR で変更された個人ファイル(
.tex)だけです - 全体結合(
_main)のビルドは CI では行いません。全体の確認は、編集担当が手元で行います
CI が行うこと
Section titled “CI が行うこと”- ビルド: 変更された個人ファイルを、統一 latexmkrc(仕様: ビルド)と TeX Live 2026 でビルドし、生成した PDF を PR の Artifacts として見られるようにします
- 差分 PDF(latexdiff): PR の元になった main 版と PR の最新版を比べ、削除部分は赤の取り消し線、追加部分は青の下線で組版した PDF を作り、Artifacts に付けます。校正はソースの行差分ではなく、この PDF で行います
- 警告 lint(chktex): ソースを静的検査し、組版上の問題(
$$...$$の使用、句読点まわりのスペース、括弧の対応など)を警告として PR にコメントします。chktex で拾えない Sigma 独自のルールは、文字列検索のチェックで補います
運用: 最初は失敗にしない
Section titled “運用: 最初は失敗にしない”- ビルド以外のチェック(latexdiff、chktex)は、当面は警告止まりとし、CI を失敗にはしません
- 理由は、落とすようにすると初心者が PR 自体を避けるようになるためです
- chktex には日本語文書では誤検出になる警告もあるため、うるさい警告は設定ファイル(
.chktexrc)で番号を指定して無効化します。この調整は導入時に一度だけ行います
latexdiff の弱点と扱い
Section titled “latexdiff の弱点と扱い”- プリアンブルや style を変えた PR では、差分が大きく暴れることがあります。その場合は差分 PDF は参考扱いにし、通常の PDF で校正します
- 数式を大きく書き換えると、数式まるごとが削除+追加として出ます。文章の校正用と割り切って使います